”その人らしい暮らし”のための間取り
ー内装設計で大切にしていることは?
エリア特性や部屋の広さから住む方の生活を細かく想像して、その人らしい暮らしができるように設計しています。「そう!こんな家を探してたのよ」と思っていただけることがわたしのやりがいのひとつです。また、キッチンやお風呂等の水回りについては”機能”と”意匠”のバランスを大切にしています。

行吉が手がけた物件
人の数だけ家に求めることの違いがある
ー間取りイメージを膨らますために意識していることは?
実は設計や間取りにもトレンドがあるんです。ただそれだけでなく市場のトレンドの変化や人の変化にもアンテナを張っておかないと、住む方の生活に寄り添った家は造れないと考えています。わたし自身、戸建、その後は家族で4回の引越し、ワンルームのひとり暮らし、カナダ・ニューヨーク・ハワイでの海外生活やルームシェア、そして現在は首都圏のマンションで夫とこどもの3人で暮らしています。さまざまな住環境の実体験は強みだと思っているのですが、人の数だけ暮らしはあるので、わたしが経験したことのない住まいに目を向けることを特に意識しています。